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子ども手芸教室を始めたのは [ものづくりの部屋から]

▼ハオvol.21(10月発行予定)参加作家さん募集中です。
詳しくは下記をご覧下さい。
http://hao-since1999.blog.so-net.ne.jp/archive/20130331
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最近、子ども手芸のことばかり書いてますが…。
今日はちょっと真面目に、なぜ私が子どもに手芸を教えているのか、について書いてみようと思います。

もともと「先生」業をやりたかったわけでも、定期収入が欲しかったわけでもありません。
手芸教室を始めたのは…、雄鶏社さんの倒産がきっかけでした。

ものづくりを仕事にしたくて、手芸書籍などでお仕事できるよう頑張ってきたけれど、
その会社はいつまでもあるわけじゃないんだなぁ…と思ってしまって。

このまま手作りをする人がどんどん少なくなっていったらどうなるんだろう?…と思ってしまって。

自分の仕事がなくなっちゃう!
そんな切実な危機感もありましたが…。

自分は手芸が盛んな80年代前半に子ども時代を過ごして、手作りの楽しさや喜びをたくさん得て、それを一生の仕事にしたいと思えるようになった。手芸から、大切なものをたくさんもらったのです。
そんな「手芸」が今ピンチだとしたら…、私も手芸のために何かしなくては! そう思ったのでした。

手芸をする人が減っているなら増やさなきゃ!
それも自分より年上の人じゃなく、これから大人になる子どもたちを!
…その時から、自分の活動の柱に「手作りが好きな子どもを増やす」が加わりました。

もの作りで収入を得る方法には、
・作品を売る(個展やイベントなどで)
・デザインを売る(出版社さんやメーカーさんなどに)
・教える
おおまかに分けてこの3つがあると思います。
…で、多分、作家さんの多くがその3つを組み合わせて活動していると思います。
でも、あれこれやりくりしているうちに、自分が本当に何をやりたかったのか見えなくなるのは危険だなぁとも感じます。お金を得るということは、時間も責任も必要なことなので。

「自分は何のためにこれをやっているのか」

自分の活動に迷った時、今一度振り返ってみるのもよいのではないかなぁ…と思います。
…って、自分に言い聞かせているのかしら(苦笑)


…ということで個人的告知。
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<お楽しみワークショップ/流れ星のバッグチャーム>
ビニールシートでビーズやスパンコールをとじこめたバッグチャーム。
ポンポン作りも合わせて楽しみましょう。(星のサイズ=8cm)

●日程 2013年6月5日、11日、13日(要予約/小2以上/各回定員3名)
     15時30分〜17時
●講師 松村 忍(デザイナー・クラフト作家)
●会場 講師自宅(京王線国領駅より徒歩3分)
●講習料 2,200円(材料費込み)
●お申し込み/お問い合わせ(メールでお願いいたします)
     E-mail/shishi@bf6.so-net.ne.jp(松村)
※スタート時間はお子さんの下校時間に合わせて調整いたします。ご相談ください。
※お2人以上であれば、別日程でも開催いたします。ご相談ください。