今はそういう時期

師走です。
先月のお出かけモードとはうってかわって、ひたすら子ども手芸をしております。
↓子どもたちを迎える前の部屋の様子。

隔月で我が家で開催している子ども向けワークショップ。今月はプチバブル現象が起きており、過去最多18名のお子さんと手芸を楽しむ予定。体力もつかしら…。

↑子どもたちの作品。みんなそれぞれ楽しいな。
羊毛刺しゅうで、ツリーと窓の中を刺していくのですが、子どもたちが窓の中に自由に物語を思い描いて、人影や明かりを刺しているのがうれしい驚きでした。


「今はそういう時期」

こう思えるようになってから、活動がぐっと楽になった気がします。
以前はよく、自分がやりたいことは何なのか？とか、ビジョンを持たないとダメなのでは？…なんて悩んでいたりしたのだけど…。
正直、今は、作品を作る仕事より、取材に行って記事を書くライターの仕事や、子ども手芸の仕込みをしている時間の方が長い…。先日も細野先生に「今、どんなことしてるの？」と聞かれて、「いやぁ、実は…（ポリポリ）」と、頭をかいていた私。
でも、細野先生にも言われたけれど、「無駄になることなんて何もないから」…ね。

我が家に来てくれている子どもたちは、息子の同級生（4年生）が中心だから、この子ども手芸バブルもあと1〜2年のはず。多分。
でも、手元にたまっていく作品のレシピとか、子どもたちとのやりとり。どんな色が好き？ どんなことが苦手？…そんな小さな積み重ねが、自分を肥やしていってくれているのを感じるのです。

だから多分、私にとって「今はそういう時期」。

この経験が、将来どんな「線」につながるか？…なーんて、欲深いことは考えずに、
まずは我が家に「こんにちはー！」とやってきてくれる子どもたちに満足してもらえるレッスンを明日も明後日も明々後日もやる予定です。なんて幸せ！