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お花係 [ものづくりの部屋から]

仕事人間の私ですが、母親業も地道にやっています。

3月に、息子が5年間お世話になった保育園を卒園。
今、同じクラスのママさんたちと、謝恩会などの準備を進めているところです。

私は「お花係のリーダー」。
卒園式で、先生たちに贈る花束を調達する係です。

「いいじゃん、去年と同じ花屋に頼めば!」
気楽に考えていた私でしたが、そこはワーキングママさんたち。「何店舗かの競合に」、という話になり、先日から近所の花屋さんに出かけては、花の見積もりをとっています。

花については初心者で、こだわりなど何もないつもりだったけれど、いざ、花屋さんに出向くと気になることがいろいろ。
「なぜ、花束に必ず『シダ』を入れようとするの?」
「なぜ、花の小ささを和紙とリボンでごまかそうとするの?」

地元の小さな花屋さんとはいえ、「センス」とか「工夫」じゃなくて、「水増し」して「体裁を整える」のを当然とする作り方。予算どおりに「それなり」のものは作ってくれるけれど、なんか…イヤ。「ワクワク感」ゼロ。
「花係…、けっこう苦痛かも?」

今日は一縷の望みをかけて狛江へ。
「花のことなら何でも聞いて!」
昨年の夏休み子ども体験教室で知り合いになった講師仲間に、フラワーアレンジをやっているAさんがいたのを思い出したのです。ハオvol.17のギャラリーページでも、撮影用小物として彼女のアレンジメントが掲載されています(←タダで借りた)。

「去年貸したアレンジメントね。イベントでハオと並べて展示したら、すぐに売れたわよ」とAさん。
ハオがお役に立ったようで、何よりです。

夏休み体験教室の時はお互い仕事中だったので、ゆっくりお話したのは今日が初めて。
お互いの仕事のこと、地元のクリエイター事情、Aさんのお教室運営について…興味深い話がいっぱいで、話題がつきず楽しい! 何よりも本題の「卒園式のお花」に、いっぱいアイデアを出してくれたことに大感謝でした。

100125_2213~01.jpg
来月の「ママ会議」に提出するために、作品ファイルの写真もお借りしました。

「これは地元の中学校の卒業式用」
「これはダンスの発表会用に、人数分のブーケを作ったの」…
思い出のシーンにまさに「はな」を添える仕事。お花の仕事って…いいな。

「あ~、なんかワクワクしてきた」

Aさんのおかげで、楽しく「お花係」ができそうです。
ジャンルは違っても、「つくる仕事」をする人は、やっぱり大好き。


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