ときには「手芸」の外から

週末、吉祥寺の古本屋さん藤井書店に行きました。

下田直子さんのカントリーニッティング。お持ちの方も多いのでは？
いつか手元にと思いつつも、お高いのでなかなか手が出なかったのですが、
ハードカバーが1000円！ということで、即買いしました。


見るだけで創造力かきたてられます。


難しくてもいい。素敵な作品が見たい。
古本屋さんでじっくりと昔の編物本を選びながら、手芸の魅力にどっぷりはまった日曜日を過ごしました。


昨日は仮面ライダーで有名な玩具メーカーさん（で、わかるあなたは男児の母）に取材に行ってきました。

こんなの見るだけでワクワクです！　手芸玩具の開発現場はきっと楽しいはず！
お話を聞かないわけにはいきません。

とはいえ、手芸関係のメーカーさんや、作家さんの取材経験はあるものの、
手芸と全く異なる分野の企業の方への取材は初めてで…。

どんなことを話していただけるのか、
会社近くのデニーズで、スタッフといろいろ作戦会議。
「こうなんじゃないか？」「この辺りが聞きたいよね」と、いろいろ考えをまとめて出かけました。

90分後…。

今度は会社近くの喫茶店で、スタッフといろいろ企画会議。
詳しくは10月のハオをお楽しみに！なのですが、
自分たちが、いかに「手芸目線」でしかモノを見ていないか…に気づかされた１日でありました。
それはいいことでもあり、反省すべきことでもあり…。
時には「手芸」の外から、シンプルに世の中を俯瞰してみる。
そうすると大切ないろいろなことに気づける気がしました。

これだから取材は楽しくてやめられません。

タグ：バンダイ あみりん 手芸 下田直子 編物

コメント 2

必ず発見や学ぶことがあるのが、取材の醍醐味。
私も大好きです！
ジャンル違いの場所で緊張されたかと思いますが、お疲れ様でした。

手芸玩具の取材、私も行きたかった～。
で、「あみりん」もぜひ触ってみたいです。
記事、楽しみ♪
by まきまき (2009-06-10 11:38) 

＞まきまきさん
ホントにね。　
実際に取材者の方とお会いすると、思っていたことをお話してくださる方のほうが少なくて、取材中は「どうしよう～。きちんと原稿にまとまるかな～」と不安になるのですが、そこが新しい発見につながるんですよね。
いや、今回も勉強になりました。
by hao (2009-06-11 10:32)