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「オリジナル作品の作り方セミナー(仮)」をします [ハオvol.22の活動]

久々に稲村ケ崎に行ってきました。
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今日は曇り空の海。恒例、海に向かってハオの無事完成を祈願。

今日は、ニットデザイナーきゆなはれる先生にお時間をいただいて打ち合わせに行ってきました。きゆな先生のアトリエ「フィールドノート」。看板がかわいい。。。
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実はここしばらく、心にコツンと引っかかることがいくつもあって、私の頭をグルグルとさせていました。

あるイベントで初対面の出展作家さん(お洋服を作っている方でした)と立ち話してるときに… 「パターンを引くのは大変じゃないですか?」と伺ったら、「まさか! パターンなんて市販に決まってるじゃないですか〜^^」とにこやかなお返事。

コツン。

作家ものを扱うショップオーナーさんに 「手芸メーカーの方が『ウチには先生はいっぱいいるけど、作品を作れる人がいなくて…』と作家探しに来られるんですよ」と言われたり…。

コツン。

コツン。
コツン。。。
他にもここに詳しく書けないことがいくつも…。

あれ? 何かが変じゃない?

ハンドメイド品のネットショップやSNS、クラフトフェアなども盛んになってきて、所謂「作家もの」の裾野はここ10年でぐっと広がった気がする。「作品の売り方」についての情報もいろいろ手に入るようになった気がするけれど…
もの作りそのものについての視点が、なんだか薄くなっているんじゃない?

ゼロから作品を生み出す喜び。オリジナルを作る醍醐味。頭で考えるのではなく、感じること。五感を働かせること。

もちろん、社会と折り合いをつける知識は大切。材料費は上代の30%くらい…とか、最近は携帯ストラップじゃなくてイヤホンジャックでしょ…とか。でもそれは、自分の作品そのものとは別次元の話のはずなのに。

もちろん、えらそうなことは自分だって言えないのです。
20代の頃は、本を見ないで作れば、オリジナル作品だと思っていたのです。
がま口の口金についていた型紙で土台を作り、そこに何やら飾りを貼りつけて、グループ展で売っていたのです。
最初から、完璧にできる人はいないんです(きっと永遠に「勉強中」です)。
きゆな先生をはじめ、先輩の作家さんの作品を見たり、話を聞いたりして、少しずついろんなことがわかるようになってきたのです。

「ハオ」はオリジナルの作品づくりをする人を応援したい。
もしクラフトや手芸の分野で、オリジナルの作品づくりというものに対する意識が薄くなっていて、知る機会が少なくなっているのだとしたら、「ハオ」がその大切さを伝えていきたい、と思います。
私たちの知っている「オリジナル作品を作る方法」をお伝えして、一緒にもの作りを楽しみながら成長していきたいです。

なんだか壮大ですが…。

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まずは、次号の「ハオ」に関心のある方に向けて、そんなレクチャーとワークショップをやってみたいと思います。講師は、私ときゆな先生で。ゴールデンウィーク明けあたりで検討しています。

詳細はこちらのブログでまたアナウンスさせていただきますね(まだまとまっていないので…)。
次号「ハオ」の作品募集のテーマも、3月31日にこちらのブログで発表いたします。

自分で自由に作る創造の楽しさを、たくさんの人に知ってもらいたいな…。

※おまけ
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今日は、春休み第1日目の息子も稲村ケ崎に同伴^^; 先生のおうちには娘さんの漫画がいっぱいあって…、打ち合わせの間ずっと「読書」。こんなハハに付き合ってくれてありがとう。



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