SSブログ

私らしい本?「小物を編んで覚える かぎ針編みの教科書ビギナーズ」 [ハオ作家のお仕事報告]

今年のハオ。
いつになく作業が遅れている…と、ずっと書いていたのですが、その原因はこれです。
表紙画像.jpg
本の監修をしました。

「小物を編んで覚える かぎ針編みの教科書ビギナーズ」
http://www.shin-sei.co.jp/np/isbn/978-4-405-07160-5

しかも表紙にご注目!
松村忍&[hao]!
ハオの名前が、初めて商業誌の表紙に載りました! ぱちぱち!

中の作品のデザイン・制作は、私と、ハオの作家さんの山本静さん、佐野純子さんが担当。巻末に記号図事典がついており、そちらの編地サンプルは まるちゃんが担当してくれました。

作品制作だけでなく、中に載っている作り方プロセスの手モデルも、すべて私と山本さんが担当してます。佐野さんは左ききなので、佐野さんデザインの作品プロセスは私が担当。これが一番キツかった(汗)
IMG_6164.JPG
証拠写真。我が家で5日間もかけて撮影しました。

私も表紙に自分の名前が出るのは初めてで…、しみじみ、やっぱりうれしいです。

なんと言うか、先日の個展の作品もそうですが、私が個人的につくる作品って、難しすぎたり、再現性が低かったりで、手芸本向きではないんです。もちろん、お仕事の依頼を受けた時は、企画に沿ったものをご提案していますが、それだけで1冊のコンテンツができるほどではないと(自分では)思ってる。だから、こういう仕事をしていても、自分が著者本を出すことは当分ないだろうなぁと思っておりました。

この本では、編物が全く初めての人でも何らかの作品を完成させられること、実際に暮らしの中で使えるアイテムが作れること…に主眼を置いて、作品のアイテム選定から携わらせていただきました。

花モチーフのヘアゴム、マフラー、スリッパ、ハンドウォーマー、バッグ、ドイリーとモチーフつなぎのショール…。

そうやってアイテムを決めていくと…、この本をより良くするためには、やっぱり作品は私のものだけじゃない方がいいな…って思うんですよね。
ニットバッグは、佐野さんにお願いすれば実用性が高いし、デザインもすごくかわいいものができるはず。
細い糸でドイリーを編むなら、繊細な作風の山本さんが作った方が絶対オシャレになる!などなど。
編集者体質??

そういうわけで、私が絶対的な信用をおく、ハオの作家さんたちに一部の作品デザインをお任せし、この本は完成しました。

だから表紙の著者名も
松村忍&[hao]
なんだか私らしくていいと思いませんか?
「内山田洋とクールファイブ」みたいで(若い方、わかります?)。

IMG_6904.JPG
本日我が家に見本誌が届きました。
版元さんが期待してくださり、毛糸プレゼントキャンペーンの帯をつけてくださいました。
山本さんデザインのスヌードが作れる毛糸を50名にプレゼント! 太っ腹です。

本は本日発売。これから徐々に本屋さんに並ぶと思います。
ハオの新たなステップになるといいな。
ハオと私のメジャーデビュー(笑)、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0