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空間の整理と、情報の整理 [ハオvol.18の活動]

セプテンバー。9月。容赦なく時間は過ぎます。
恒例の禁酒始めました。入稿したらビール飲むぞ!

さて、次号のハオでは「手芸用品の収納」をテーマに、記事を制作中です。

あふれる材料や作品をなんとかしたい。
自分の悩みでもあるこのテーマを解決しようと、5月くらいから収納の本を読みあさって、「収納とはナンゾヤ」を調べていました。

今回はイラストで収納を紹介する予定なので、こんな本や
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こんな本を買ってみたりもしました。
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どの本も、それぞれ「なるほど」と思うところはあるのですが、私のどーにも晴れないモヤモヤに対する答えが見つかりません。

それは、今回、何人もの作家さんに取材させてもらって、収納の工夫をお聞きしたのですが、取材テープを止めた後に多くの作家さんが、こう言われること。

「やらなきゃいけないことは分かってるんだけど、できないのよね」
「きれいに越したことはないけど、散らかってても、それほど困ってないし」
「片づける時間がないの。その時間で作品を作りたい…」

収納ノウハウの問題じゃないな、これ。
そう思ってからが悩みスパイラルでした。

取材した情報を、どうやって誌面の中に「整理・収納」すればいいのか?
もう、整理したいのが部屋だったのか誌面だったのか、よくわからなくなってしまったのです。

そんな自分にヒントを与えてくれたのがこの本でした。
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クリエイティブディレクター、佐藤可士和氏の著書。
「空間」「情報」「思考」の3つの分野での整理術が述べられています。

整理の基本は
1.状況把握:対象を問診して、現状に対する情報を得る。
2.視点導入:情報に、ある視点を持ち込んで並べ替え、問題の本質を突き止める。
3.課題設定:問題解決のために、クリアすべき課題を設定する。
なんだそう。ふむ。

お部屋の整理収納も、情報の整理収納も、ベースは同じなんだ…。
そう思うと、ページ作りに対する疑問と、手芸収納に対するモヤモヤが、両方向から晴れてくるのを感じました。

と、それがうまく誌面に反映できるかは、また別の問題なんですが…。
とにかくハオを通して日々勉強させていただいている私なのです。
さ、作業に戻らねば。
タグ:佐藤可士和
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