本質を知ること

最近、会議室での仕事が多いです。
いろいろ大きなお仕事にお声をかけていただいていて、ホントにありがたいことです。

でも、白やグレーのパーテーションに囲まれた中にいると、時々何かを見失いそうになってしまう。
「事件は会議室で起きてるんじゃない！　現場で起きてるんだ！」
…と、誰かのマネをしたくなったり（笑）

少々煮詰まりぎみの頭をリフレッシュしたくて…
週末は、きゆな先生の夢民舎の授業に参加してきました。
授業のテーマは「コンセプト」。

私「先生、私、授業うけたいんですけど」
先生「前に話したよ」
私「いや、それでもいいんで…」

…というわけで、江の電にゆられて稲村ケ崎へ。


いつものテーブルには水仙の花が飾ってあって、お日さまの光がまぶしい。
自己アピールにやってきたネコちゃん（←名前忘れた）を横目に見ながら、授業がスタート。

「モヘア」
と聞いた時に、何を思い浮かべるか？
人によっていろんなイメージがある。ふわふわ。長い毛足。淡い色のイメージ。
素材を突き詰めて行くと、羊のこととか、さらに奥深い。
手作りをしない人には「モヘア」と聞いても、何の事かわからない。

みんな曖昧に捉えてるコトバ。
でも「モヘア」そのものは変わらずそこにある。

変わらないもの。
やりたいこと。
物事の本質。
それを知らないと、人はデータや数字に頼らないといけなくなる。

生活感覚＞統計データ

本質を見つめることで得られる人の心に迫る「何か」。
広告の世界でよく使われる「シズル感」だって、
ただビールのジョッキの外側に水滴をつけりゃいいってもんじゃない。

本当に必要なものは何か？
作品や商品を通して、いきいきとした人々の暮らしが見えるのか？
どんな人にどんな暮らしになってほしいのか？


…なんてことを話しているうちに

ネコちゃんは寝てしまってました（笑）　平和ー。

気分もスッキリ！
やっぱ楽しい話は、楽しいとこでやりたいなー。　
今度、会議室に花でも持っていこうかしら（←怪しい取引先；笑）。

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今週末から、ラブぐるみのイベントもスタート。
編みぐるみに魅せられた４人が、夢中になって取り組んでいるプロジェクト。
ぜひ、見にいらしていただけるとうれしいです。

http://www.downtownrecords.jp/