SSブログ

個展終了。ありがとうございました。 [イベントレポート]

2012-03-18 13.16.49.jpg
18日、日曜日。3日間の個展が無事終了いたしました。

2012-03-18 13.44.47.jpg
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
3日間で122名(お子様除く)! 大盛況な展示となりました。

なぜ、こんないやらしく毎日お客さまの数を書いているかというと…(汗)

実は「森のテラス」の使用料が、「1日××円」ではなく、「ご利用者1人あたり××円」という料金システムだったんです。そのため、日々のご来場者様の人数を正確にカウントしなくてはいけなかったのでした。つまりそれはお客さまの数に比例して会場費もかかる…ということ…。通常は参加費や入場料を徴収する主催者さんが多いようなのですが、それは今回の自分の主旨と違うな~と思って…、もう大出血サービスでございました(わっはっは)。

2012-03-18 13.35.15.jpg
そういうことも含めて…ですが、今回は「採算」とか「費用対効果」みたいなことは忘れて、純粋に「自分の作品を、いい形で見ていただきたい」ということに注力した展示でした。

2012-03-18 13.52.06.jpg
また、自分の子育てをテーマにした作品ということもあり、見てほしいお客さまの顔が自然と浮かぶ展示でした。子育ての時間をともにしたママ友だちや、息子がお世話になった保育園の先生。日々のくらしに手を貸してくださったご近所の方たち。そして、もの作りを一緒に続けてきたハオの作家さんたち。

2012-03-18 13.40.51.jpg
見てほしい人の顔が見えた時、展示するものや見せ方も、自然と決まってきました。

2012-03-18 13.38.30.jpg
普段は見せないデザインノートも、作家さんたちにぜひ見てほしいと思い、並べました。

IMG_5900.JPG
ママ友にも楽しんでもらえるよう、スワッチを使った雑貨は数百円から二千円程度の手頃な価格のものを準備しました。

不思議と不思議といろんなものが一本につながっていく。なんとも得がたい感覚がありました。

7年前に初めての小さな個展をした頃。手芸の仕事をしていること、ハオを作っていることは、手芸関係者の方や作家さんにしかアピールしていませんでした。たいしてお金にならないモノづくりを「仕事」と称して、子どもを預けていることに対して保育園のママ友だちへの引け目がありました。無名の小さな本を自費出版で出していることを、元の勤め先である出版社の同僚には何となく言いづらい気持ちがありました。

いろんな経験と年齢を重ねて…、そういうこともみんなひっくるめて「自分自身」なわけで、どうぞ皆さん、そんな私を見てください!…というような、そんな気持ちで臨んだ今回の個展でありました。

うーん、うまく言葉にならないのですが、なんかこうスコーンと何かが抜けたような気分なのでした。

2012-03-18 13.54.21.jpg
来月には、バカボンのパパと同じ年齢になるわけで…。
また新しい気持ちで、次号のハオと自分のものづくりに向き合っていきたいと思っている40歳の春であります。

まだまだ未熟な私とハオを、どうぞ引き続き応援よろしくお願いいたします。

追伸)おかげさまで物販が好調でしたので、「大出血」サービスは「軽い出血」サービス程度で済みました(笑) こちらも皆さま、本当にありがとうございました。
nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 3

panderful world

お疲れさまでした!
ホントに素敵な空間でした。
旦那も、本当に森のテラスが気に入ったみたいです^^

個展を開催することの意味って
みなさまそれぞれなのですね。
すごくよく伝わってきました。
自分も個展をいつか開けるように、なれたらいいな、と
漠然と思えるようになったいちにちでした。
by panderful world (2012-03-21 21:41) 

着樂

お疲れ様でした。
何を伝えたいか?という事が伝わってきた、素敵な個展でした。
言葉足らずで上手く伝える事が出来ませんが
ニット作りに対する姿勢という事を改めて考えたりもしました。
人とのかかわり方も改めて、考えています。
これからの松村さんにも注目!?
頑張ってね!応援しています。

↑panderfulさま・・・偶然でしたね。お会いできて嬉しかったです^^
by 着樂 (2012-03-22 10:33) 

hao

>panderful worldさま
遠いところお越しくださり、ありがとうございました。旦那さまにもお会いできて、ちょっと得した気分(笑)
「こんな個展もできるんじゃないかな?」って提案を、やってみたかったし、作家さんたちに見てもらいたい…って、気持ちがあったと思います。
「自分も個展を開けるようになれたら」…そう思っていただけたとしたら、私にとって最高のほめ言葉です。

>着樂さま
ご来場ありがとうございました。
ものづくりをするお仲間に、ものづくりについて一歩立ち止まって何かを感じるきっかけにしていただけるような展示にしたいと思っておりました。自分も試行錯誤の真っ只中ですので、エラそうなことは言えないのですけど…、これからもコツコツマイペースにがんばっていきたいと思います。
偶然とはいえ、おり絵さんたちと「仲良し3人組」が入っていらして、会場がパーっと明るい雰囲気になって、とっても楽しかったですよ(笑)
by hao (2012-03-28 01:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0