みちくさ市の報告

23日は、鬼子母神商店街で開催された「みちくさ市」に参加しました。
大人気のイベントで、参加希望者も殺到だったようです。
ハオは、販売を委託している「リコシェ」さんが、主催者メンバーということもあり、「ハオ＆リコシェ」という屋号で、なんとか参加させていただきました。

「処分したい本がたくさんある」という、まきまきさんにも来ていただいて、リコシェのＹさんと3人でお店スタート。

まきまきさんの大量の手芸本（これが新品同様！）と、リコシェの新刊本の割引セールに、午前中から大盛況。

日差しもまぶしいくらい。お天気がよくて良かった。

この日は隣接の鬼子母神境内で、「手創り市」も開催しています。
手芸好きな方がたくさん集まる日…ということで、ハオもたくさん売れました（15冊もだよ！ぱちぱち！）。

100円～500円で古本セールをしている脇でも、900円（1割引きで売りました）のハオを買ってくださる人がいらっしゃるのは、やはりこの日ならではだと思います。
バックナンバーもたくさん売れました。
お客様との手芸トークも楽しい。

気になったのは朝一番で、バックナンバーを8冊買ってくださった男性。
私：「あの、どうして買ってくださるんですか？」（←と、聞く私も私…）
男性：「いや…、集めてるんです…。」
私：「あの、最新号もいかがですか？」
男性：「あ、それはこの前、手に入れたばかりなので大丈夫です。」
…あなたは、いったいどなただったのでしょう？　ありがとうございます。

そして、「みちくさ市」名物？

作りたてリンゴ。ポンポンメーカーで、その場で作って販売しました。
100円という安さもあると思いますが、作るはしから売れていきます。不思議。

午後になって、日差しも落ち着いてきて、古本は少しずつ値下げ。

「あ、その（500円の）本、350円でいいです」
まきまきさん（画面右端）の巧みなセールストーク。

ハオの作家の皆さんも何人も遊びに来てくださって、楽しいイベントになりました。
前日のMake04に来てくれた、手芸好きの青年、タケさんも遊びに来てくれて、すっかり仲良くなりました。
来てくださった皆さま、ありがとうございます。

反省することも書いておかなくてはなりません。
来てくださったお客さまの一人にこう言われたのです。
「去年、ここでもらったチラシのイベントに行ったけど、何もやってなかったわよ」

一瞬、事情がつかめなかったのですが、じわじわ記憶がよみがえってきました。
実は1年前、同じ「みちくさ市」に参加した際、ワークショップ参加者募集のチラシを配布したのです。
枚数にして30枚くらいでしょうか。
でもその後、会場側の事情で、ワークショップが開けなくなってしまって…。
チラシを配ってしまったことは気になったのですが、当時はブログもなく、ウェブサイトもすぐに更新できる環境になかったため、「どうせ誰も来ないし…」と、その件についてはなかったことにしてしまっていたのでした。

そのお客さまは、当日、会場まで行かれて、店員さんにチラシを見せて尋ねたのに、「知らない」と言われて、とてもがっかりされたそうです。

「バタバタしていたから」「めんどくさいから」「時間がないから」…、そうやって自分を正当化しておろそかにしたこと。必ずそこから何かがほころびる。
本当に本当に反省しました。

4時の閉店前には、古本は無料に。
ほとんど在庫をなくして、帰ってきました。
私の古本はオール100円だったため、トータルの売上は3500円（ハオ本誌を除く）。
搬入の宅配便に1160円かかったから、さほどの儲けにはなりませんでしたが、ささやかながら、ハオの運営費にカンパさせていただきました。
（いい本はもっと高く売ってもよかったかな。あまりの安さに、主催者の古本屋さんが買っていかれた本もありました：汗）

いろいろありましたが、お天気に恵まれ、ハオを買ってくださる方のお顔も見られて、充実したイベントでした。
来年もぜひ参加したいと思います。

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