<参加作家募集中>「オリジナル」作品って何だろう?(2) [ハオvol.28の活動]
ハオvol.28(2020年10月発行予定)参加作家募集中。
今年の募集テーマは「私の好きな花」。
詳しくは下記↓をご覧ください。
https://hao-since1999.blog.ss-blog.jp/2020-03-31
=============
オリジナル作品とは何か?というお話の続きです^^
「手芸本の作品の目数を変えれば、『オリジナル』と言えますか?」という質問をされたことがあります。本に出ているものと全く同じだとパクリになっちゃうから、目数や色、素材をちょっと変えようと。そしたら自分で考えたものだから「オリジナル」なんじゃないか?と。まぁ、気持ちはわからなくもないけど…^^;
そもそも「オリジナル」「オリジン」って、どういう意味でしょう?
日本語に訳すと「根源の」とか「起源の」となります。
だとすれば、手芸書の作品のアレンジ作品は?
「起源(オリジン)」でないことは明らかですよね。
オリジナル作品とは、自分が起源であり、根源であること。
つまり、自分の内面から生み出したもののことです。
では「内面」とは?
それは感性や美学。
感性とは、センス=五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)で、美しいものや良いものを心で感じること。美学とは、自分が何をいいと思うかという価値観のことです。
何かを見て(感じて)、「いいな」「ステキだな」と思った感動。
それを作品で表す。
自分の感性のフィルターを通したものだから、自分にしか作れないし、
自分の感動から生まれたものだから、見る人を感動させることができる。
それがオリジナル作品なんだよと。
ちょっと難しいでしょうか^^;
3月まで放送されていたNHKの朝ドラ「スカーレット」は、陶芸家のお話でしたが、もの作りがテーマとあって、共感する部分がたくさんあるドラマでした。
16週目のタイトルは「熱くなる瞬間」。
ものを作る人には、作品を作りたいという思いが湧いてくる「熱くなる瞬間」がある、という有名芸術家のジョージ富士川。
陶芸家を目指す主人公の貴美子は、子どもの頃に拾った焼き物のかけらに映った夕日に自分が励まされたこと。「あの時の気持ちを残したい、いつかこのかけらの色を出して見た人を励ましたい。それが自分の夢であり、『熱くなる瞬間』だ」とジョージ富士川に語るのでした…そんなエピソードだったような。うろ覚えなので、正確じゃないかも。。。
これを見た時、「わー、これ! まさに『オリジナル作品』のこと言ってる!」と思わず興奮してしまいました^^;
陶芸も編み物も音楽も…、もの作りの根っこは同じ。
心が熱くなる瞬間を作品にする。
陶芸家は焼き物で。
ニット作家は毛糸で。
音楽家は音符で。
あなたの「心が熱くなる瞬間」は何ですか?
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あなたも「花」をテーマに作品を作ってみませんか?
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※バックナンバーの電子書籍版を100円でお求めいただけます(試し読みもできます)。
vol.26
http://p.booklog.jp/book/128199
vol.25
http://p.booklog.jp/book/121284
vol.24
http://p.booklog.jp/book/114611
vol.23
http://p.booklog.jp/book/105736
vol.22
http://p.booklog.jp/book/96932
vol.21
http://p.booklog.jp/book/83618
※vol.20以前のバックナンバーをお求めの方は↓下記をご覧下さい。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/hao/backnumber/
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日本語に訳すと「根源の」とか「起源の」となります。
だとすれば、手芸書の作品のアレンジ作品は?
「起源(オリジン)」でないことは明らかですよね。
オリジナル作品とは、自分が起源であり、根源であること。
つまり、自分の内面から生み出したもののことです。
では「内面」とは?
それは感性や美学。
感性とは、センス=五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)で、美しいものや良いものを心で感じること。美学とは、自分が何をいいと思うかという価値観のことです。
何かを見て(感じて)、「いいな」「ステキだな」と思った感動。
それを作品で表す。
自分の感性のフィルターを通したものだから、自分にしか作れないし、
自分の感動から生まれたものだから、見る人を感動させることができる。
それがオリジナル作品なんだよと。
ちょっと難しいでしょうか^^;
3月まで放送されていたNHKの朝ドラ「スカーレット」は、陶芸家のお話でしたが、もの作りがテーマとあって、共感する部分がたくさんあるドラマでした。
16週目のタイトルは「熱くなる瞬間」。
ものを作る人には、作品を作りたいという思いが湧いてくる「熱くなる瞬間」がある、という有名芸術家のジョージ富士川。
陶芸家を目指す主人公の貴美子は、子どもの頃に拾った焼き物のかけらに映った夕日に自分が励まされたこと。「あの時の気持ちを残したい、いつかこのかけらの色を出して見た人を励ましたい。それが自分の夢であり、『熱くなる瞬間』だ」とジョージ富士川に語るのでした…そんなエピソードだったような。うろ覚えなので、正確じゃないかも。。。
これを見た時、「わー、これ! まさに『オリジナル作品』のこと言ってる!」と思わず興奮してしまいました^^;
陶芸も編み物も音楽も…、もの作りの根っこは同じ。
心が熱くなる瞬間を作品にする。
陶芸家は焼き物で。
ニット作家は毛糸で。
音楽家は音符で。
あなたの「心が熱くなる瞬間」は何ですか?
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