個展終了。ありがとうございました。 [イベントレポート]
18日、日曜日。3日間の個展が無事終了いたしました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
3日間で122名(お子様除く)! 大盛況な展示となりました。
なぜ、こんないやらしく毎日お客さまの数を書いているかというと…(汗)
実は「森のテラス」の使用料が、「1日××円」ではなく、「ご利用者1人あたり××円」という料金システムだったんです。そのため、日々のご来場者様の人数を正確にカウントしなくてはいけなかったのでした。つまりそれはお客さまの数に比例して会場費もかかる…ということ…。通常は参加費や入場料を徴収する主催者さんが多いようなのですが、それは今回の自分の主旨と違うな~と思って…、もう大出血サービスでございました(わっはっは)。
そういうことも含めて…ですが、今回は「採算」とか「費用対効果」みたいなことは忘れて、純粋に「自分の作品を、いい形で見ていただきたい」ということに注力した展示でした。
また、自分の子育てをテーマにした作品ということもあり、見てほしいお客さまの顔が自然と浮かぶ展示でした。子育ての時間をともにしたママ友だちや、息子がお世話になった保育園の先生。日々のくらしに手を貸してくださったご近所の方たち。そして、もの作りを一緒に続けてきたハオの作家さんたち。
見てほしい人の顔が見えた時、展示するものや見せ方も、自然と決まってきました。
普段は見せないデザインノートも、作家さんたちにぜひ見てほしいと思い、並べました。
ママ友にも楽しんでもらえるよう、スワッチを使った雑貨は数百円から二千円程度の手頃な価格のものを準備しました。
不思議と不思議といろんなものが一本につながっていく。なんとも得がたい感覚がありました。
7年前に初めての小さな個展をした頃。手芸の仕事をしていること、ハオを作っていることは、手芸関係者の方や作家さんにしかアピールしていませんでした。たいしてお金にならないモノづくりを「仕事」と称して、子どもを預けていることに対して保育園のママ友だちへの引け目がありました。無名の小さな本を自費出版で出していることを、元の勤め先である出版社の同僚には何となく言いづらい気持ちがありました。
いろんな経験と年齢を重ねて…、そういうこともみんなひっくるめて「自分自身」なわけで、どうぞ皆さん、そんな私を見てください!…というような、そんな気持ちで臨んだ今回の個展でありました。
うーん、うまく言葉にならないのですが、なんかこうスコーンと何かが抜けたような気分なのでした。
来月には、バカボンのパパと同じ年齢になるわけで…。
また新しい気持ちで、次号のハオと自分のものづくりに向き合っていきたいと思っている40歳の春であります。
まだまだ未熟な私とハオを、どうぞ引き続き応援よろしくお願いいたします。
追伸)おかげさまで物販が好調でしたので、「大出血」サービスは「軽い出血」サービス程度で済みました(笑) こちらも皆さま、本当にありがとうございました。