松村さん、フラワーデザインを習う(何のために自分はそれをするのか) [ものづくりの部屋から]
ゴリゴリ進めていた「ハオ」のレイアウト作業がひととおり終わり、入稿までの間、校正と推敲の日々です。
誤字だけでなく、ブログのURLが合っているかをウェブサイトを実際開いて確認。
イベントの告知は日付と曜日が合っているかをカレンダーで確認。
地名や固有名詞はひととおりネットで調べて、場所と名前が合っているか確認…。
細かい作業です^^;
さてそんな中、昨日は月に一度のフラワーレッスンの日でした。
ハオのレイアウトひととおり終わっててよかった〜。気持ちよく出かけられます。
前の晩からホクホク準備^^
いつもレッスンで作ったアレンジメントには、
「松村さんは編み物の人だから、必ず毛糸を組み合わせるように!」
と言われています。
今の季節だったら、やっぱり「ハロウィン」っしょ!
季節を感じるのは大切^^
花材を想像しながら、ナチュラルカラーやカボチャ色のファンシーヤーンをいくつか持っていくことにしました。
本日のテーマは「基本なので繰り返しやります」ということで、先月と同じ「花束形アレンジメント」。
いつもは先生が両腕で抱えるほどのドライフラワーを持ってきてくださって、そこから使い放題だったのですが、今日は生徒全員(3人。お花の先生、造園家、私だけがド素人)に同じだけの花材が配られました。
花材を見た瞬間思ったのが、「え、少ない…」
結構ね〜、埋まらないんですよ。空間が!
刺しても刺しても、土台のオアシスが隠れない(←これは花に高低差をつけていないことが原因)。「埋めよう」「埋めよう」と焦ってしまって、「どのようなデザインにしたいか(←これを事前に考えるようにいつも言われている)」という肝心なことはすっかり頭から吹っ飛んでおりました。は〜、敗北感。
しかし、今月の問題はここから!
最後にアレンジメントに毛糸をあしらいましょう。
いつものようにそんな話になり、私がウキウキと
「ハロウィンだからこんなの持ってきましたぁ」と↑の毛糸を出したところ、先生の雲行きがサッと変わりました
「私はハロウィンは仕事ではやらない!」「特に宗教的なものは文化的背景を考えないといけない!」と。
…つまりはこういうことです。
戦後すっかり日本文化に根付いたクリスマスと違い、ハロウィンは日本での歴史が浅く、イベントが少ない時期に都合がいいという商業主義に押されているもの。
仮装、お菓子…といったお楽しみを否定するわけではないが、それを仕事に使うのであれば、宗教的背景を勉強するのはもちろん、自身の見識と常識を持つべき、と。
何のために自分はこれをするのか?
ハロウィンのなんたるかも知らず、事の本質を見ずに乗っかるのは浅はか。
自身のアイデンティティを常に確認すべきと。
例えば、先生は日本人として自国を愛しているので、日本の行事を大事にしているそう。
普段の忙しくしていても、お月見の時期には家に飾り物をして、お団子を食べる。そういうことよ、と。
自身の見識を持つ。
作品にハロウィンを取り入れることひとつをとっても、自身の作家としての姿勢の表れになるわけですね。特にこういった宗教的、文化的なものに関しては。
何のためにそれをやっているのか、常にそれを自覚しながらやらないといけないんだ…。
深い。。。
先生…。
私の来月の自宅教室で作る作品…
思いっきりハロウィンです〜(号泣)
=============
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vol.24
http://p.booklog.jp/book/114611
vol.23
http://p.booklog.jp/book/105736
vol.22
http://p.booklog.jp/book/96932
vol.21
http://p.booklog.jp/book/83618
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http://www016.upp.so-net.ne.jp/hao/backnumber/
誤字だけでなく、ブログのURLが合っているかをウェブサイトを実際開いて確認。
イベントの告知は日付と曜日が合っているかをカレンダーで確認。
地名や固有名詞はひととおりネットで調べて、場所と名前が合っているか確認…。
細かい作業です^^;
さてそんな中、昨日は月に一度のフラワーレッスンの日でした。
ハオのレイアウトひととおり終わっててよかった〜。気持ちよく出かけられます。
前の晩からホクホク準備^^
いつもレッスンで作ったアレンジメントには、
「松村さんは編み物の人だから、必ず毛糸を組み合わせるように!」
と言われています。
今の季節だったら、やっぱり「ハロウィン」っしょ!
季節を感じるのは大切^^
花材を想像しながら、ナチュラルカラーやカボチャ色のファンシーヤーンをいくつか持っていくことにしました。
本日のテーマは「基本なので繰り返しやります」ということで、先月と同じ「花束形アレンジメント」。
いつもは先生が両腕で抱えるほどのドライフラワーを持ってきてくださって、そこから使い放題だったのですが、今日は生徒全員(3人。お花の先生、造園家、私だけがド素人)に同じだけの花材が配られました。
花材を見た瞬間思ったのが、「え、少ない…」
結構ね〜、埋まらないんですよ。空間が!
刺しても刺しても、土台のオアシスが隠れない(←これは花に高低差をつけていないことが原因)。「埋めよう」「埋めよう」と焦ってしまって、「どのようなデザインにしたいか(←これを事前に考えるようにいつも言われている)」という肝心なことはすっかり頭から吹っ飛んでおりました。は〜、敗北感。
しかし、今月の問題はここから!
最後にアレンジメントに毛糸をあしらいましょう。
いつものようにそんな話になり、私がウキウキと
「ハロウィンだからこんなの持ってきましたぁ」と↑の毛糸を出したところ、先生の雲行きがサッと変わりました
「私はハロウィンは仕事ではやらない!」「特に宗教的なものは文化的背景を考えないといけない!」と。
…つまりはこういうことです。
戦後すっかり日本文化に根付いたクリスマスと違い、ハロウィンは日本での歴史が浅く、イベントが少ない時期に都合がいいという商業主義に押されているもの。
仮装、お菓子…といったお楽しみを否定するわけではないが、それを仕事に使うのであれば、宗教的背景を勉強するのはもちろん、自身の見識と常識を持つべき、と。
何のために自分はこれをするのか?
ハロウィンのなんたるかも知らず、事の本質を見ずに乗っかるのは浅はか。
自身のアイデンティティを常に確認すべきと。
例えば、先生は日本人として自国を愛しているので、日本の行事を大事にしているそう。
普段の忙しくしていても、お月見の時期には家に飾り物をして、お団子を食べる。そういうことよ、と。
自身の見識を持つ。
作品にハロウィンを取り入れることひとつをとっても、自身の作家としての姿勢の表れになるわけですね。特にこういった宗教的、文化的なものに関しては。
何のためにそれをやっているのか、常にそれを自覚しながらやらないといけないんだ…。
深い。。。
先生…。
私の来月の自宅教室で作る作品…
思いっきりハロウィンです〜(号泣)
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http://p.booklog.jp/book/114611
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2017-09-22 08:51
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