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黒岩比佐子さん 点が線につながる日 [ラブぐるみ]

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佐野純子人形展 Dear Dream Dolls
企画協力:ハオ編集部 / 協賛:リコシェ
ミニコミ誌『ハオ』掲載の編みぐるみや新作の布人形を展示します。一部販売もあります。
●とき
2011年 1月28日(金)〜2月5日(土)
12:00〜19:00 ※最終日は17:00まで ※1月31日(月)休み
●ところ
ブックギャラリーポポタム
豊島区西池袋2-15-17
TEL/03-5952-0114
http://popotame.m78.com/shop
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佐野純子さんの人形展、本日も開催中です。
オープンすぐに、きゆな先生が来てくださり、入れ替わりに帽子作家のKAOさんはじめ、お友だちもたくさんいらして、今日も楽しい店内となりました。

個展に合わせてポポタム店内では、リコシェ企画のブックフェアも同時開催中です。
IMG_2577.JPG

「お姫さま」や「お嬢さま」の生活、美容、ファッション、交際などをキーワードに選書した興味深い本がいっぱい。普段自分では手に取らないような本に出会うことができるのも、ブックフェアの楽しみのひとつです。
IMG_2578.JPG

さて、今朝、新聞をパラリとめくっていて、ふと目がとまりました。
読売文学賞
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110201-OYT1T00002.htm
評論・伝記賞を受賞された黒岩比佐子さん

今回のブックフェアでも「明治のお嬢さま」「食育のススメ」など何冊も黒岩さんの本をご紹介しています。

リコシェのYさんは、古本好きの黒岩さんと親交があって、フェアの企画をすすめている頃から、彼女の本の面白さや彼女自身のバイタリティについて、いつも私に話してくださっていました。

去年のみちくさ市でも、Yさんは黒岩さんの著書を宣伝されていました。
実は、黒岩さんは、みちくさ市の数日前に癌で亡くなられたのです。
みちくさ市は、リコシェとハオの共同出店でしたので、ハオが並べられたすぐ横に、「追悼」の文字と、黒岩さんの写真が飾られていたのでした。

ピーマンTVで個展のCMを流していただいたのも、黒岩さんを追悼する番組の中でした。
http://p-man.tv/

ハオの編集とイベントの準備でバタバタな私は、「黒岩比佐子」の名前を何度も耳にしながらも、Yさんの話を「へー、そうなんですね」となんとなくしか聞いていなかった気がします(すみません)。

今朝、新聞で文学賞の書評を読んで、これまで頭の端で点在していた黒岩さん情報が、つつつつーっと1本の線になりました。

「あ、この本は読まなくてはいけない!」

216447-1.png
受賞作の『パンとペン』をポポタムさんで購入。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2164477

まだ著作もろくに読んでいないのに、えらそうなことは書けないのですが、黒岩さんのお話から頭に浮かぶのは、「使命」というコトバ。「使命」とは命を使うこと。自分の仕事を全うするために命を使う生き方に共感します。

↓黒岩さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/hisako9618/
身近な方の代筆によって、亡くなった後、今も更新を続けられていることが驚きです。

ブックフェアでは、黒岩さんの著作を多数扱っています。貴重なサイン本もありますので、ぜひ手に取ってご覧になってくださいね。
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