金沢取材報告「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム” 」 [ハオvol.17の活動]
17日。金沢21世紀美術館で開催中の「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム” 」の取材に行ってきました。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=24&d=461
アポイントは13時。
せっかく金沢に来たので、ハオの取扱店さんにぜひ行ってみたい!と思い、まずは音楽と雑貨の店「リュケリ」へ。普段は電話と郵便のみでのやりとりなので、ぜひ一度ごあいさつに行きたいと思っていたのでした。
11時オープンということで、金沢駅からバスに乗ってでかけました…が、
http://www.lykkelig.jp/
おーい!閉まってるよ~(涙)
「お会いできず残念」
15分ほどお店の前で待ったのだけど、バスの時間があったので、ポストにオーナーへの書きおきを入れて、泣く泣くバス停に戻りました。が、ふと振り向くと、お店に電気が!
「お会いできてよかった!」
ハオもちゃんと置いてありました。
オーナーさんも気さくで素敵な方でした。この日はたまたま銀行に寄ってきたそうで…、いつもはちゃんと11時にオープンしているそうです(笑) 地元でハオを置いてもらえそうなお店もいくつか教えてくださいました。
再びバスで美術館方面へ。
「ニットカフェ~」ののぼり発見。現在のメイン展示は「愛についての100の物語」。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=507
リュケリでおしゃべりしすぎて、到着がアポイントの10分前。
仕方なく昼ヌキで取材に臨むことに。
取り急ぎ、有名なプールを見る。
これは表面の水深10センチしか水がはってありません。
中はこんな。目の錯覚で水の中に人が立っているように見えるのでした。
※プールの中に入るには有料のチケットが必要です。中の写真は取材後に撮ったもの。
目的の会場へ。
こちらも雑誌などで有名、加賀友禅をモチーフとした壁画のそばに展示室はありました。
※美術館資料画像より
この展覧会は2つの柱で構成されています。
ひとつが、広瀬光治、西山美なコ両氏による巨大インスタレーションの展示。お二人の「理想のニットカフェ」が現在制作中です。9月12日に完成予定。
もうひとつは、さまざまなニットプロジェクト。
広瀬先生による講演やワークショップも定期的に行われていますが、なんといってもメインは「エブリデイ・ニット・プロジェクト」。一般鑑賞者を対象に、毎日会場で編物が体験できます。そしてそこで編んだ花モチーフは、巨大インスタレーションの一部になるのです。
つまりお二人の作品制作の一部に参加できるというわけ。これはやるしかありません。
モチーフは難易度がいろいろ選べます。
毛糸はby ハマナカ
アクリル毛糸とあなどるなかれ! たくさん集まるとこのインパクト!
しかし、本当にすごいのは、ボニーだけじゃなかった。
中央の巨大パビリオンに近づくと、上の資料写真ではわからなかった広瀬先生の緻密なワールドが!
これはパビリオンのまわりをかこむフェンス。フェンスをフリルで編みくるんでいます。
とにかく全てを細かい手仕事で編みくるむ予定のよう。
プレスの特権で制作中のパビリオンの中も見せていただいたのですが、「何人のニッターさんが編んでるの!?」ってくらいのニットモチーフが、ビニール袋に詰められて大量に積まれていました。すごすぎる!
この展示は9月11日までは入場無料。エブリデイ・ニット・プロジェクトで作品制作にも参加できます。
12日からは有料で完成作品の展示のみになります。
手作り好きの方なら、ぜひぜひエブリデイニットを体験してみてください。
巨大で緻密な作品の制作過程から、たくさんの刺激をもらえるはずです。
この日は西山さんと広瀬さんの制作日ということで、お二人も懸命に作業されていました。
中央に小さく見えるのは、編む広瀬先生。
そしてテレビクルーは10月放映の「おしゃれ工房」とのこと。
なんか、すごい日に来てしまったみたい。
その後、キュレーターさん、広瀬さんにインタビュー。
いい意味で想定外の興味深いお話を聞くことができました。
初めてお話する広瀬先生は…、とにかくすごいカリスマ性でした。
こんなオーラの出ている方と会ったの初めて。
きゆな先生とも面識がおありだったので、ハオを見せると
「あらー、きゆなさん、こんないいことされてたのね~、これはもっと世の中に知ってもらうべきだわ~」とおっしゃってくださいました。
展覧会の講演予定に「歌とニット」という項目があったので、質問すると…
「私CD出してるんですよ。阿久悠作詞で。『毛糸玉の歌』っていうの。」 by広瀬先生
美術館で生声を披露するかは、まだ未定とのこと。
…というのは余談で、楽しい制作裏話やものづくりについてのお考えをたくさん聞かせていただきました。
広瀬先生、お忙しい中ありがとうございました!
インタビュー内容は10月発行のハオにて掲載予定です。楽しみにお待ち下さい。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/hao/
↑購読予約受付中です。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=24&d=461
アポイントは13時。
せっかく金沢に来たので、ハオの取扱店さんにぜひ行ってみたい!と思い、まずは音楽と雑貨の店「リュケリ」へ。普段は電話と郵便のみでのやりとりなので、ぜひ一度ごあいさつに行きたいと思っていたのでした。
11時オープンということで、金沢駅からバスに乗ってでかけました…が、
http://www.lykkelig.jp/
おーい!閉まってるよ~(涙)
「お会いできず残念」
15分ほどお店の前で待ったのだけど、バスの時間があったので、ポストにオーナーへの書きおきを入れて、泣く泣くバス停に戻りました。が、ふと振り向くと、お店に電気が!
「お会いできてよかった!」
ハオもちゃんと置いてありました。
オーナーさんも気さくで素敵な方でした。この日はたまたま銀行に寄ってきたそうで…、いつもはちゃんと11時にオープンしているそうです(笑) 地元でハオを置いてもらえそうなお店もいくつか教えてくださいました。
再びバスで美術館方面へ。
「ニットカフェ~」ののぼり発見。現在のメイン展示は「愛についての100の物語」。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=507
リュケリでおしゃべりしすぎて、到着がアポイントの10分前。
仕方なく昼ヌキで取材に臨むことに。
取り急ぎ、有名なプールを見る。
これは表面の水深10センチしか水がはってありません。
中はこんな。目の錯覚で水の中に人が立っているように見えるのでした。
※プールの中に入るには有料のチケットが必要です。中の写真は取材後に撮ったもの。
目的の会場へ。
こちらも雑誌などで有名、加賀友禅をモチーフとした壁画のそばに展示室はありました。
※美術館資料画像より
この展覧会は2つの柱で構成されています。
ひとつが、広瀬光治、西山美なコ両氏による巨大インスタレーションの展示。お二人の「理想のニットカフェ」が現在制作中です。9月12日に完成予定。
もうひとつは、さまざまなニットプロジェクト。
広瀬先生による講演やワークショップも定期的に行われていますが、なんといってもメインは「エブリデイ・ニット・プロジェクト」。一般鑑賞者を対象に、毎日会場で編物が体験できます。そしてそこで編んだ花モチーフは、巨大インスタレーションの一部になるのです。
つまりお二人の作品制作の一部に参加できるというわけ。これはやるしかありません。
モチーフは難易度がいろいろ選べます。
毛糸はby ハマナカ
アクリル毛糸とあなどるなかれ! たくさん集まるとこのインパクト!
しかし、本当にすごいのは、ボニーだけじゃなかった。
中央の巨大パビリオンに近づくと、上の資料写真ではわからなかった広瀬先生の緻密なワールドが!
これはパビリオンのまわりをかこむフェンス。フェンスをフリルで編みくるんでいます。
とにかく全てを細かい手仕事で編みくるむ予定のよう。
プレスの特権で制作中のパビリオンの中も見せていただいたのですが、「何人のニッターさんが編んでるの!?」ってくらいのニットモチーフが、ビニール袋に詰められて大量に積まれていました。すごすぎる!
この展示は9月11日までは入場無料。エブリデイ・ニット・プロジェクトで作品制作にも参加できます。
12日からは有料で完成作品の展示のみになります。
手作り好きの方なら、ぜひぜひエブリデイニットを体験してみてください。
巨大で緻密な作品の制作過程から、たくさんの刺激をもらえるはずです。
この日は西山さんと広瀬さんの制作日ということで、お二人も懸命に作業されていました。
中央に小さく見えるのは、編む広瀬先生。
そしてテレビクルーは10月放映の「おしゃれ工房」とのこと。
なんか、すごい日に来てしまったみたい。
その後、キュレーターさん、広瀬さんにインタビュー。
いい意味で想定外の興味深いお話を聞くことができました。
初めてお話する広瀬先生は…、とにかくすごいカリスマ性でした。
こんなオーラの出ている方と会ったの初めて。
きゆな先生とも面識がおありだったので、ハオを見せると
「あらー、きゆなさん、こんないいことされてたのね~、これはもっと世の中に知ってもらうべきだわ~」とおっしゃってくださいました。
展覧会の講演予定に「歌とニット」という項目があったので、質問すると…
「私CD出してるんですよ。阿久悠作詞で。『毛糸玉の歌』っていうの。」 by広瀬先生
美術館で生声を披露するかは、まだ未定とのこと。
…というのは余談で、楽しい制作裏話やものづくりについてのお考えをたくさん聞かせていただきました。
広瀬先生、お忙しい中ありがとうございました!
インタビュー内容は10月発行のハオにて掲載予定です。楽しみにお待ち下さい。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/hao/
↑購読予約受付中です。
2009-07-19 00:00
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コメント(5)
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とても充実した取材だった模様。
これは記事が楽しみですね!
近くだったら是非行って、編み編みに参加したいな~
巡回展示してくれるといいのに。
by まきまき (2009-07-19 13:17)
お帰りなさい、お疲れ様でした。
しかし、パビリオンを編みくるむっていうアイデアがスゴイですね~。
(この間の203gowさんの頭を全部編みくるんでしまうアイデアにもビックリでしたが、規模が違いすぎる・・・)
きれい色のモチーフの山もステキ♪埋もれてみたい・・・。
記事が本当に楽しみです。
で、やっぱりこの最後の写真も広瀬センセって感じ出てますね~。
お話した感じはどうでしたか?
by akko (2009-07-20 10:01)
>まきまきさん
この取材はしみじみ行ってよかったと思いました。
やはり手をかけた分だけ、よいお話を聞くことができるなぁと実感しました。
手芸とアートをつなげて、手作りの新しい可能性や価値を見せるっていいなぁ。まきまきさんと、そういう展覧会を企画したいなぁと、帰りの新幹線で思いました。
>akkoさん
ベテランの方、特にメディアに慣れていらっしゃる方は、表に出すこと、出さないことがハッキリしているので、インタビューがとても難しいと感じています。今回の広瀬さんのインタビューは、個人的には完敗宣言でした(笑)
また機会を改めて、広瀬先生にはアタックしたいです。
I'll be back!
by hao (2009-07-21 09:58)
プールもすごいけど、広瀬先生。。。!すごいですね。
すばらしぃ!
by まど (2009-07-30 21:00)
>まどさん
金沢21世紀美術館は、お子さんも楽しめる美術館です。
夏休みはお子さん向けのイベントも多いんじゃないかな。
機会があったら、ぜひ旅行してみてください。
広瀬先生は…飲み込まれそうなインパクトでした。
「華のある」…というか、何かを持っていらっしゃる方って、存在感が違うんだな…って感じてしまいました~。
by hao (2009-07-31 09:57)