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ホビーショーに行ってきました [イベントレポート]

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5月7日。小雨の中、ゆりかもめに乗って「日本ホビーショー」を見に行きました。

もともと「○○ショー」といった展示会の空気が苦手なのですが、
お知り合いの作家さんや、メーカーさん、編集者の方に、たくさんお会いし、
皆さん頑張っていらっしゃる様子を見て、自分もしっかりしなければ!とシャンとした気持ちになったのでした。

出版社のブースでは、先月倒産した雄鶏社のスペースが、「アンケート記入コーナー」になっていて、胸がキュッとしました。

今年のホビーショーは「スイーツ」一色。
樹脂粘土のマカロン、ニードルフェルトのメロンパン、木のドーナツ、ビーズのパフェ…。
縫い物、編み物以外のクラフトが、目だっていた気がします。

個人的には、全体として「編み物もっと頑張れ!」という印象を受けました。
技法を盛り込むだけでなく、パッと見てわくわくする作品を!
「こんなにスゴイことができるんですよ!」というお道具も、作品見本がイマイチでは×××。
この業界で仕事をしている自分の課題でもあります。

そんな中、素敵だと思ったのが、こちらのデザイナーさん。
http://www.shulee.com/pua/index.htm
ディスプレイもホントに明るくて楽しくて、刺激を受けました。

メーカーさんでは、年明けのキルトフェスティバル以来、すっかりファンになった「チューリップ株式会社」さんで、ちょっとレトロなチューリップ型のセルまち針を購入。
http://www.tulip-japan.co.jp/
IMG_3038.JPG
プレゼントにいただいた「折れ針ケース」がまた心憎い。

キルトフェスティバルでは、オールソフトグリップのかぎ針を購入したのですが、これが裂き布やジュートなど異素材を編んでも、手が痛くなりにくく素晴らしいのです。一緒に行ったハオスタッフも、別の号を買い足したりしていました。
関東ではあまり取扱いがないようですが、ウェブ通販もやっているようですので、興味のある方はぜひ!
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最後に、1つは体験ワークショップに!と、ミシンメーカーさんの雑貨作りに参加。
かわいい刺繍を自動でやってくれるのですが、何からなにまで完全にミシンがやってくれて…。
縫い終わりの糸まで自動で切ってくれるので、手をひざに置いて、ひたすらミシンを眺めること30分。
「何にもしなくても作れます」という、自信たっぷりのセールストークに、なんとも複雑な気持ちになったのでした。
作り方が面倒なら文句を言い、作るところがなくても文句を言う。
消費者とはワガママ…。
ちなみに完成した作品は、夫に「すっごく完成度が高いね」と褒められました×××。

元気をもらったり、吸い取られたり(汗)、刺激をうけたり、考えさせられたり…いつもいろんな気持ちになる「○○ショー」は、手作りに関わる人や会社の層の厚さを感じ、明日もまた自分のできることをきちんとやっていこう、と思わせられるのです。

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